インカンテーションは世界No. 1コーチであるアンソニーロビンズ が提唱したマインドを書き換える技法です。
アンソニーロビンズ のセミナーではインカンテーションを使ったワークをとりいれています。
それらの影響を受けたトップコーチをはじめ、多くの成功者がインカンテーションを日常的におこない、成功へとステップアップしていきました。
こちらの記事では
- インカンテーションの定義
- アファメーションとの違い
- インカンテーションのやり方
などを解説していきます。
その他アンソニーロビンズに関する情報は以下の記事でも紹介しています。
目次
インカンテーションとは
先述したようにインカンテーションとはマインドを肯定的な状態に書き換える技法です。
肯定的な宣言文を発生すると共に肉体に刺激を与えることで潜在意識に変化を起こします。
以下の動画はアンソニーロビンズがセミナーで実際にインカンテーションをおこなっています。
アンソニーロビンズのインカンテーションを初めて見る人はあまりの迫力に圧倒されるのではないのでしょうか。
マイクを使わずに会場中に響き渡る咆哮と共に全身を使ってボディランゲージをしているのが見て取れると思います。
インカンテーションは同じ肯定的、宣言文を声に出しておこなう『アファメーション』とよく対比されます。
アファメーションについてはこちらの記事で解説しています。
インカンテーションとアファメーションとの違い
インカンテーションとアファメーションの違いは非言語が入るかどうかの違いです。
非言語とは『身体の動き』など言葉を使わないでコミュニケーションをおこなうことをいいます。
- アファメーションは『言葉の発生』のみ
- インカンテーションは『言葉の発生』+『非言語(身体の動き)』
という違いです。
先ほどの動画からもわかるようにアンソニーロビンズは『言葉』と『身体の動き』を使ってパワフルに宣言しています。
身体の動きを加えることによって言葉のみでおこなうアファメーションよりもより深く潜在意識に変化を起こすことが出来ます。
インカンテーションの効果
インカンテーションをおこなうことによってマインドを自分が望む状態へ変えることが出来ます。
アンソニーロビンズはまだ影響力を持っておらず、週給5000円の清掃員の仕事をしていた時代がありました。
この不遇の時代から変化を起こすためにおこなったのがインカンテーションです。
『努力してもなかなか経済状態を変えられない』というマインドの状態を『富は私の人生に循環している』というマインドに変えるインカンテーションおこないました。
そしてわずか1年で『年収380万円』から『年収1億円』という大躍進を遂げたのです。
この変化からわかるようにインカンテーションは人生に大きな影響を与えるほど強力な作用を生み出します。
インカンテーションのやり方とコツ
インカンテーションをやるには以下のステップでおこなうことがおすすめです。
・精神的に開放感のある場所に移動する
・身体の動きもフルに使って宣言をする
それぞれ解説していきます。
自分が望んでいる状態を宣言文にする
まずはインカンテーションで宣言する文言を作成します。
宣言文を作成するにあたって細かな決まりはありません。
基本的には
- 理想の状態のアイデンティティを含んでいる
- 心の底から感情を込められる
といった点を抑えた文言がおすすめです。
参考例として以下にアンソニーロビンズのインカンテーションを掲載します。
Now I am the voice
私は宣言する
I will lead, not follow
私は従うのではなく、導く
I will create, not destroy
私は破壊するのではなく、創造する
I will believe, not doubt
私は疑うのではなく、信じる
I am a force for good
私は善なる力の源です
Set a new standard
新しい基準を打ち立てよう
Step up!
立ち上がれ!
精神的に開放感のある環境に移動する
宣言文が出来上がったら今度は自分を自由に表現できる場所に移動します。
インカンテーションは感情とエネルギーを込めるほど効果を発揮します。
したがって大声を出したり、身体を自由に動かせる環境がベストです。
もちろん公共の場所でおこなうと周りから変な目で見られるので1人になれる環境でおこないます。
アンソニーロビンズがインカンテーションを始めた時は主に移動時間の車の中でおこなっていたようです。
他にもカラオケルームやスタジオなどでもおこなうことができます。
身体の動きもフルに使って宣言をする
宣言文ができてベストな環境に移動したら、あとは全身全霊でインカンテーションをおこないます。
息が上がって汗が吹き出すくらい全力でおこなうほどインカンテーションは効果を発揮します。
時間はかければかけるほどよいです。
大声を出すのは難しい場合
『大声を出すのは周りが気になって難しい』という場合は小さな声で囁くようおこなうのも効果があります。
声のボリュームも抑える分、『感情』と『身体の動き』にエネルギーを注ぐのです。
この方法であれば自宅の自室でおこなうことも可能です。