嫉妬心の原因や嫉妬しないようにする考え方と方法について解説

嫉妬したくないのに、どうしても嫉妬してしまう・・・
この嫌な気持ちなんとかしたいな・・・

長い人生を生きていると誰しも、一度は嫉妬心を覚えた経験はあると思います。

恋人、もしくは意中の人が別の異性と交流している場面を目撃して嫉妬したりとか

親に可愛がられている兄弟、姉妹に嫉妬したりとか

自分より社会的に成功していたり、お金持ちな人に嫉妬したり、など

いずれにせよ、自他共に精神衛生的にもトラブルの種になりやすいのが嫉妬心です。

理性では相手を敬ったり、祝福すべきなのに、嫉妬心が邪魔して葛藤し、ストレスやフラストレーションが溜まってしまうからです。

だからといって、嫉妬心はなくそうと思ってもなかなか消えないのが非常にやっかいなところ

そこで本記事では

  • 嫉妬心が起こる原因
  • 嫉妬する人と嫉妬しない人の違い
  • 嫉妬心に振り回されないようにする方法

などについて解説していきます。

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嫉妬はなぜ起こるのか

嫉妬心が起こるパターンは以下の2つです。

・自分が望んでいるものを他者の影響によって失う可能性を感じた時
・自分が欲しているのに所有できないものを手に入れている人を認知した時

それぞれ解説していきます。

自分が望んでいるものを他者の影響によって失う可能性を感じた時

自分が望んでいるものを他者の影響によって失う可能性を感じた時というのは一言でいうなら、

『自分が欲しいものを誰かに奪われるかもしれない』と感じているということです。

恋愛関係などに多いのがこのパターンです。

恋人が別の異性と話していたりすると、無意識的にこの人に大事な恋人を奪われてしまうかもしれないと連想してしまうのです。

他にも仕事で出世を目指しているのに仕事のできる人が職場にいたりすると『この人に昇進の機会を奪われるかもしれない』と連想してしまうのもこのパターンです。

自分が望んでいるのに所有できないものを手に入れている人を認知した時

自分が望んでいるのに所有できないものを手に入れている人を認知した時というのは

少し簡略するなら『自分が頑張っても得られない現実を誰かが手に入れることを感じた時』です。

例えば、自分はこんなに一生懸命働いているのに、会社には楽して自分より高い給料をもらっている人がいる、とか

こんなに婚活頑張っているのに、同年代は次々と先に結婚していっているといったようなものです。

前述の『自分が望んでいるものを他者の影響によって失う可能性を感じた時』と比べてこちらの嫉妬心は非常に厄介です。

なぜなら、前者は一時的な感情でおさまることもありますが、こちらは慢性的に嫉妬心を感じることが多いからです。

街で幸せそうな人を見る度に嫉妬心を感じたり、裕福そうな人を見る度に嫉妬心を感じたりするなど気づけば、酷ければ日常のほとんどが嫉妬心で満たされていくパターンもあります。

それが原因で一線を超えた犯罪に結びついてしまったり、近年ではSNSの炎上なども心理的な根元を辿れば嫉妬心が絡んでいることも多くあります。

嫉妬心が起こる具体的な仕組みの原因

嫉妬心が起こる仕組みは2つの要素が絡んできます。

それは『信念』と『価値観』です。

嫉妬心を構成する『信念』

まず、嫉妬心の引き金になる非常に重要な要素が信念です。

簡単にいえば『自分がどれだけ望んでいるものを手に入れられると確信しているか』が嫉妬心が起こる重要なポイントとなってきます。

自分が望んでいるものを手に入れられると確信している場合、嫉妬心は起こりません。

逆に自分が望んでいるものを手に入れられないことを信じれば信じるほど、嫉妬心が起こりやすくなります。

つまり、嫉妬心が起こりやすい人ほど、その分野での失敗体験を重ねている人が多いのです。

幸せな恋人関係を望んできたのに、恋愛に何度も失敗してきたとか、出世しようとして頑張ってきたのになかなか昇進しないなどです。

嫉妬心を構成する『価値観』

価値観も嫉妬心を構成する重要な要素です。

例えば人生に結婚を追い求めていない人は恋愛関係で嫉妬しません。

逆に『結婚することが幸せの条件だ』とか強い価値や拘りを持てば持つほど嫉妬しやすくなります。

男性的な価値観を持つ人は出世や名誉など社会のなかで自己重要感を感じることに価値観を置き、女性的な価値観を持つ人は結婚や家庭の繁栄など繋がりや気持ちを共有することに価値を置きます。

故に男性では仕事上で嫉妬心を感じる機会が多く、女性はプライベートな繋がりにおいて嫉妬心を感じることが多い傾向です。

もちろん、人によっては逆の傾向もあります。

自身の価値観を知るうえでは以下の記事が参考になります。

嫉妬心に振り回されない為の方法

嫉妬心に振り回されないようになる為には以下の対処法があります。

・嫉妬心を感じるものと接触を避ける
・自己評価をあげる
・価値観を変える

それぞれ解説していきます。

嫉妬心を感じるものと接触を避ける

嫉妬心に振り回されない為に最も、シンプルで即効性があるのが嫉妬心の引き金となるものとの接触を避けることです。

友達の幸せに嫉妬してしまうのであれば、その友達との接触はしばらく避ける。

SNSの投稿で嫉妬してしまうのであれば、しばらくSNSはやらない、などです。

しかし、これはあくまで嫉妬心を感じないようにしする対処療法であって、根本的な解決にはなっていません。

根本的に解決したいのであれば次の2つの対処法を実践することになります。

自己評価をあげる

自身の自己評価を上げていけば自然と嫉妬心を感じなくなっていきます。

もっと正確にいえば自分がいつでも望む状態ないし、望むものを手に入れられるという自信がついていけば嫉妬を感じる必要がなくなるからです。

そういった自信の付け方や自己評価の上げ方は以下の記事が参考になります。

価値観を変える

価値観を変えることは慢性的な嫉妬心に対処することに効果的です。

欲しいものに対して嫉妬を感じないほどに執着をなくすということでもあります。

例えば筆者は以前はミュージシャンとして成功することを目標にしていたので、周りの売れているミュージシャンがうまくいっていたり、同年代のミュージシャンがヒットチャートに出ていたりするとどうしても嫉妬心を感じていました。

しかし、今現在は同じような状況に遭遇しても嫉妬心を感じません。

コーチという職業になって新しい価値観を持つことが出来たからです。

自分の人生に対する価値観を変えたい時は以下の記事が参考になります。

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