『自信がない』の根本的な原因は?自信の付け方も合わせて解説

どうしても自分に自信がもてないんだよね。

自信がないということはそれだけで大きなハンデだといっても過言ではありません。

自信がないと何事に対しても消極的なり、行動範囲も限られてしまします。

つまり、自信がないだけで人生の大きなチャンスを失っているともいえるのです。

そこで本記事では

  • 自信をなくす根本的な要因
  • 自信を建設的につけていく方法

などを解説していきます。

自信がないの根本的な原因とは?

『自信がない』の根本的な原因は内部表現にあります。

内部表現とは簡単に言えば『自分の頭や心の中での思考』のことです。

つまり、

・考えていること
・感じていること

など全てが内部表現といえます。

つまり、『自信がない人』は『自信をなくすような内部表現』をし、『自信がある人』は『自信がみなぎるような内部表現』をしているのです。

自信のない人の内部表現

自信のない人は否定的な未来を予測した内部表現をしています。

典型的な例は

私にできるかな・・・・
失敗したくないな・・・・
できるわけがないな・・・・

といった失敗の可能性を前提にした思考をしたり、イメージをしたりするのです。

脳は思考やイメージしたものを現実化させようとします。

つまり、失敗を前提とした内部表現をしているとそれだけで失敗の確率が大幅に上がるのです。

神経が張り詰め、筋肉が緊張し、論理的な思考や判断も出来なくなります。

頭では成功したいと思っているのに、失敗をイメージしてしまっているからパフォーマンスとしてはさまざまな誤作動が起きます。

緊張でうまく話せなかったり、頭が真っ白になってしまったりするなどです。

すると緊張で

どうしよう、まずい、

とまた否定的な内部表現をしてしまうのでさらに自信を失っていくことになります。

さらにこのまま失敗を現実的に体験してしまうと自分の能力に対して否定的な信念が形成されることになります。

私にはできるはずがない・・・
前にも失敗したから今度も失敗する

といったことです。

こういった自信喪失した状態からまた自信を取り戻すのは至難の業です。

このように一度自己の達成能力に対して否定的な内部表現をし続けると自信をなくすスパイラルに陥っていくのです。

能力が自信と直結しない理由

一般的に『能力が身に着けば自信がついてくる』と考えられがちですが能力と自信は直接的な因果関係になることはありません。

なぜなら同じ能力でも人によって自信の感じ方は人それぞれ違うからです。

例えば、会社の新卒採用で一定数の社員が同期入社したとします。

全員同じ研修、トレーニングを受けて、一定の水準をクリアし、本格的な業務に取り組むことになりました。

この時、同じ研修環境にいたことから基本的に業務に対する脳力値に全員それほど差がないはずです。

しかし、この時全員の仕事に対する自信は等しいものでしょうか。

恐らく、自信のある、ないに関しては個人によってバラバラなはずです。

どれだけトレーニングを受けても能力に自信のない人はたくさんいます。

さらにたちが悪くなると変に能力が身について自分の未熟なポイントや欠点を客観視できるようになり、さらに自信をなくす人さえいるのです。

このように『能力の高さ』=『自信』は決して比例関係とはいえないのです。

自信がない状態から少しずつ自信をつける方法

自信がない状態から自信を取り戻し、自信を上げ続けるには以下のステップがおすすめです。

  1. 自分の自信を客観的に測定してみる
  2. 1で測定した数値の根拠を書き出す
  3. 2であげた根拠に合理性があるのか検証してみる
  4. 数値を1段階あげる為の具体的な目標を書き出してみる
  5. 目標に取り組み、セルフフィードバックをする
  6. 自信が変わったかどうか測定し、再度目標を設定する

それぞれのステップを解説していきます。

1・自分の自信を客観的に測定してみる

まずは自分がどれだけあるのかということを客観的に測定する必要があります。

自信にも段階があり、簡単な例をあげるなら

  • 私は絶対できない、できるわけがない
  • 私はできない
  • 私はできない可能性の方が高い
  • 私はもしかしたらできるかもしれない
  • 私はできる可能性の方が高い
  • 私はできる
  • 私は絶対にできる、失敗するわけがない

など自信の強さを段階的に分けることが出来ます。

数値化するなら100点満点で一番最低の『絶対に出来ない』を0点とし、『絶対にできる』を100点とします。

仕事に対する自信、自分の能力に対する自信などそれぞれ数値化してみましょう。

深く考えず直感的に浮かんだ数字で大丈夫です。

2・1で測定した数値の根拠を書き出す

自信を数値化したら、その数値になった具体的な根拠を書き出してみます。

例えば仕事に対する自信がすごく低いのであれば

  • 足りない能力があるから
  • 過去に失敗した経験があるから
  • 誰かに欠点を指摘されたから

などさまざまな要因があげられると思います。

自信を妨げる要因でおおよそ、あげられるのが

  • 失敗体験
  • 能力やスキルの欠如
  • 他者の評価

などです。

3・2であげた根拠に合理性があるのか検証してみる

今度は先に上げた自信を妨げる根拠は理にかなったものなのか検証してみます。

つまり、『その根拠は本当に成功への障害、または失敗の要因となりえるのか』と冷静に客観視してみるのです。

例えば『失敗体験があるから自信がない』という場合は、だからといって次回も失敗するとは限らないわけです。

むしろ失敗経験があるからこそ、反省点や対策案も浮かび、前回よりも成功率は上がるはずです。

『誰かに否定的な意見を言われた』ことによる自信喪失も論理的根拠がありません

それはあくまで一個人の意見であって、自身が気負う必要もないからです。

ましてや、専門性や権威性のある人の意見でもない限り、他人からの評価は当事者意識にかけることが大半です。

当事者の能力や環境、経緯にいたるなどを顧慮せずに、印象だけで意見をする人が大半です。

したがって他者の意見ばかり気にしていると自信はいつまでも身につきません。

こういう風に自分が自信を縮小させている要因を、冷静にさまざまな角度で諦観すれば気にする必要のないことにも気づくことができます。

人によってはこの段階である程度の自信を取り戻している人もいるでしょう。

4・数値を1段階あげる為の具体的な目標を書き出してみる

自分の自信について冷静に自己評価できたら、今度は実際に自信をあげる行動に取り掛かります。

もし達成したとしたら自己評価があがる(自信があがる)目標はどのようなものがあるのか書き出してみます。

目標を設定するコツは、達成する確率と達成できない確率が等しいぐらいの目標に設定することです。

仮にテストで平均70点をとっているのであれば、80点〜90点を目標に設定します。

平均40点であれば、50〜60点を目指すということです。

『100点満点を目指す』など目標を高く設定しすぎてしまうと、失敗の確率が高く、かえって自信を失う結果につながりかねません。

逆に『いまより2、3点』あげるという努力を必要としない目標に設定し、達成しても自信はあがりません。

肝心なことは他者が設定した目標や基準ではなく、今現在の自分の能力の平均から考えることです。

5・目標に取り組み、セルフフィードバックをする

目標が設定できたら、実際に目標に向けて行動を起こします。

目標を達成するまでにある程度の期間を要するものであれば、中間目標やタスクを設定し、途中経過を記録することも大切です。

2週間でテストの成績を15点以上あげるのであれば、苦手なポイントをまとめて一定量の勉強量を決めてとりかかると建設的です。

1週間の折り返し地点で過去問集など実際のテストを想定した問題にチャレンジしてみるのもよいです。

この途中経過をしっかりクリアしていくだけでも自信をあげることに繋がります。

また、苦手意識があるものほど改善するとより高い自信に繋げることが出来ます。

6・自信が変わったかどうか測定し、再度目標を設定する

目標設定した期日になったら、実際の自信の変化を再度測定します。

  • 目標が達成できたのか
  • 従来よりどれくらい改善できたのか
  • 目標に取り組むなかで肯定的な気づきはあったか

などをセルフフィードバックします。

設定した目標が達成できたなら、間違いなく自信はあがっています。

『できない』と思っていた人なら『私もやればできるんだ』と思うことができるでしょう。

また、目標が達成できてなかったとしても『従来より改善できたポイント』にフォーカスをあてれば自信がつくことが出来ます。

『テストの点は目標には届かなかったが、苦手な分野の点数は上がっていた』といったようなことです。

進歩を確認できれば『次は成功する可能性が高い』と思えるはずです。

また、目標に取り組むことで様々な精神的気づきがあることもあります。

例えば、『勉強が苦手だと思っていたけど、実は勉強を楽しめた』とか『ちゃんと計画を立てていれば冷静に物事が進められる』などといったことです。

こういった自己評価の変化も大きな自信に繋がります。

それぞれのフィードバックを終えたら、その時の能力に合わせた次の目標を設定し、またフィードバックをとるというサイクルを繰り返します。

大事なことは小さな成功体験を積み重ねることです。

この記事を読んだ人はこちらの記事も読んでいます