コーチングを受けてきたコーチが語る相性の良いコーチの探し方

コーチングを受けようと思うんだけど、どのようにコーチを探せば良いのか分からないな・・・

人生のターニングポイントにいる人や、何か新しい目標やキャリアに向かって頑張ろうとしている人はコーチやメンターをつけることを検討している人も少なくありません。

しかし、いざコーチを探そうと思ったらどうやって自分の相性の良いコーチを選べば良いのか迷いどころですよね。

筆者はプロコーチとして活動しながらも、クライアンとして色々なコーチのコーチングを受けてきました。

そこで本記事では筆者の体験談をベースに

  • 自分にとって相性の良いコーチを探すポイント
  • 個人、法人などのコーチングサービスの違い

などを紹介していきます。

コーチの活動タイプ別に考えてみる

コーチを探す際に参考になるのはコーチ別の活動方法です。

これがどういうことかというとコーチには

・コーチング事業の組織に勤めているコーチ
・組織に所属していないフリーランスのコーチ
・兼業や副業として活動しているコーチ

の3つのタイプがいるということです。

それぞれのタイプによってセッション内容の傾向や満足度などが異なってきます。

それぞれ解説していきます。

コーチング事業の組織に勤めているコーチ

コーチング事業の組織に勤めているコーチとはコーチングをメインサービスにしている会社やポータルサイトなどに登録しているコーチのことです。

組織に勤めているコーチは失敗しにくい

はじめてコーチを選ぶ際に最もリスクがなくて安全な選択がこの組織に勤めているタイプのコーチです

なぜなら、こういった特定の組織に勤めているコーチはその組織が定める一定の基準をクリアしているからです。

組織はサービスで利益を出さないと生き残っていけません。

したがって、コーチングサービスを提供するコーチの質が高くないと、クライアントの満足度が上がらず、利益を出し続けるのが困難になります。

したがって、コーチングを提供している組織が『このコーチなら問題なくクライアントの問題を解決できる』という判断をされた質の高いコーチしか登録されていないのです。

しかし、クライアント側にとって組織に勤めているコーチにはデメリットもあります。

融通性が効かないことが組織勤めコーチのデメリット

組織に勤めているコーチのデメリットはサービスの融通性が効かないことです。

  • ちょっとした質問や相談ごとをする時は別料金でオプションをつけなければならない
  • セッション時間がきっちり決められていて時間を1分でも過ぎれば別料金が発生する
  • セッションの内容が型に沿ったものであまり親身に相談にのってもらえない

といったことがあります。

もちろん、サービスの内容や柔軟性といった部分はそのサービスを提供している組織によって違います。

しかし、事業存続の為に利益を生み出す必要がある組織としては後述するフリーランスのコーチや兼業、副業コーチと比べると柔軟性に劣ることがあるでしょう。

組織に所属していないフリーランスのコーチ

世の中でいちばん多いコーチがこのフリーランスのコーチです。

個人で独立して、コーチング活動をしているコーチのことです。

フリーランスコーチのメリットは柔軟性と距離感

フリーランスコーチのメリットは前述の組織に所属しているコーチとくらべて、サービスの柔軟性が高いことと、コーチとの距離感の近さがあります。

クライアント側のニーズに合わせてセッション回数や予算などをある程度交渉できたり、電話、メール相談などのハードルが低いです。

無料で質の高い体験セッションを提供しているコーチもいるのでコストをかけずにコーチングを体験したいといった人には良いかもしれません。

フリーランスコーチのデメリットはリスクが高いこと

フリーランスのコーチのデメリットはリスクが高いことです。

先述した組織に勤めているコーチは組織から一定の評価を得た実績のあるコーチしかいませんが、フリーランスのコーチはいわばコーチ当人の主張でしかコーチングの質の判断材料がないわけです。

大抵のフリーランスのコーチはホームページなどで

  • 持っているコーチング資格
  • 経歴や実績
  • コーチングの効果やブランド
  • コーチングの価格とその根拠

など掲載しています。

確かにこれらの点はないよりかは信用は持てますが、これはあくまでコーチ側の主張であってクライアント側にとっては客観的に信用できるか判断しづらいところがあります。

兼業や副業として活動しているコーチ

兼業や副業として活動しているコーチにも色々なタイプがいます。

大きくわけて

・コーチングを本職としているが他の仕事もしているコーチ
・本業は別の仕事をしているが副業としてコーチング活動をしているコーチ

といったタイプがあります。

デメリットは時間が限られていること

兼業・副業でやっているコーチはこれまでの先述したコーチと比べて、セッションの予約をとれる時間や相談するタイミングが限られていることが多いです。

特に経営者などの傍らでコーチング活動しているコーチなどはクライアント側がコーチに合わせてセッション予定を立てならなければ予約も取れないことが多いです。

因みに週末起業でやっているような限られた時間でやっているコーチは個人的におすすめできません。

詳しくは以下の記事で解説しています。

兼業、副業コーチのメリットは専門性が分かりやすい

兼業、副業で活動しているコーチはクライアント側にとって専門性が理解しやすいところがあげられます。

例えば、筆者がはじめてお世話になったコーチは保険業を本職としているコーチでした。

保険業の人は金融商品や人生設計のプロフェッショナルです。

だから、ライフプランニングや貯蓄といった経済面での相談など、現実的な人生設計についてコーチング以外にも多くのことが相談出来ました。

このように、コーチが兼業している職業が社会的信用や権威性を感じるものであればクライアント側にとってニーズを満たせる信頼材料になります。

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