なぜか『やる気がでない』状態の根本的な理由について詳しく解説

やらなきゃいけないんだけどやる気がでないんだよな・・

どうしてもとりかかる段階にかかれないんだよね・・

やりたいこと、やらなければならないことがあるのにどうしても気持ちが向かないということは日常的にあります。

仕事や勉強、ダイエットやトレーニングなど何か物事をこなすうえで一定以上のやる気は必要です。

しかし、頭ではわかっていても行動をなかなか起こせなくて自己嫌悪に陥ってしまうことも多いのではないでしょうか。

特に仕事などの重要な要件に関するものであれば責任問題になることもあるでしょう。

しかし、ほとんどの人は『やる気が出ない具体的な原因』を自覚できていません

したがって対処法も分からず、気持ちが向かないまま漠然とパフォーマンスが低い状態で過ごしています。

もし、やる気が出ない原因を特定し、対処できたらあらゆる物事は円滑に進みますよね。

そこで本記事では

  • やる気がでない具体的な理由
  • やる気がでない状態から抜け出す対処法

などを解説していきます

やる気がでない3つの要因と10の理由

よくあるやる気が出ない要因は大きく分けて以下の3つに分けて分類されます。

・身体的要因
・精神的要因
・環境的要因

やる気がでないのは上記のいずれかの要素が関連している可能性が高いです。

そしてそれぞれの要因からやる気がでない理由は以下に分けられます。

『身体的要因』

・身体が疲れている
・生活リズムが乱れている
・必要なエネルギー源が不足している

『精神的要因』

・目標に取り組むメリットが見つけられない
・目標への障害が多いと感じている
・成功よりも失敗を想定している
・欲求ではなく、必要性で行動している

環境的要因』

・目標に取り組む環境に適していない
・意識が散漫になりやすい環境にいる
・やる気を下げる要因になる物に囲まれている

それぞれ詳しく解説していきます。

身体が疲れている

やる気がでない原因で意外と気づかれにくいのが『身体の疲れ』です。

睡眠不足やハードワークなどが続いていると人は精神状態をコントロールするホルモンバランスや自律神経など乱れ、やる気が出にくくなります。

身体が疲れている時にやる気がでないのは要は『脳が休息を要求しているサイン』なのです。

生活リズムが乱れている

前述の『身体の疲れ』とも繋がってきますが『生活リズムの乱れ』もやる気を引き下げる大きな要因になります。

基本的に人間の身体は一定の周期を繰り返すように機能しています。

日中は活動し、夜間は休息するといったように自律神経によってオンとオフを自動的に調整しています。

しかし、睡眠時間や食生活、運動力などがバランスよく取れていないと心身の調整機能に大きな乱れが生じます。

朝起きても疲れが抜けず、仕事をする気持ちにならないのは自立神経の乱れによって、身体が活発活動できる状態に切り替えることが難しくなっているからです。

必要なエネルギー源が不足している

食事で取れる栄養もやる気に関係してきます。

栄養は身体を動かすことに関わらず、精神状態をコントロールする脳内ホルモンなどもタンパク質やビタミンなどのエネルギー源から構成されるからです。

したがって偏った食事をしていると精神状態が安定しなかったり、集中力ややる気が大きく削がれてしまいます。

また、エネルギー源が必要だからといって必要以上に栄養過多になってしまうと消化活動などにパフォーマンスが削がてしまいます。

目標に取り組むメリットが見つけられない

精神的要因でやる気がでない原因によくあげられるのは目標や目的に取り組むメリットが分からない、見つけられないといった点です。

その目標に取り組むに当たってワクワクする、高揚感を感じる未来を認識できているかいないかではやる気に大きな差がでます。

目標への障害が多いと感じている

目標へ取り組む時の障害を意識することもやる気が出ない大きな要因です。

例えば、ダイエットを目標にしているとします。

  • 甘い物を取れないのが辛い
  • 運動するのは疲れる
  • ダイエット向けの食事はお金がかかる
  • 友達と食事を楽しめなくなる

など目標に取り組むにあたって辛い点や問題点などの障害に焦点を当ててしまうのです。

目標への障害に焦点を当て続ける癖が出来てしまうと慢性的にやる気がでない状態になってしまいます。

成功よりも失敗を想定している

何かに取り組む際に失敗やうまくことがいかないことを想像してしまってやる気をなくしていることもよくあります。

過去に、失敗体験が多ければ多いほど無意識的に心の防衛反応として失敗のイメージをし、挑戦することを避けようとするのです。

また、取り組んでいることに対する難易度が高すぎても同じような反応は起きます。

欲求ではなく、必要性で行動している

欲求ではなく、必要性を基準で行動しているとやる気はなかなかあがりません。

つまり、『〇〇だからやる』といったようなことです。

  • あの人に言われたからやる
  • 仕事だから仕方なしにやる

といったように受動的に行動を起こすと人はやる気があまりあがりません。

小学生の頃、宿題をやろうと思った時に親に『宿題をさっさとやれ』と急かされてやる気が減退してしまった経験はないでしょうか。

このように『欲求を持って主体的に起こすやる気』よりも『周りからの影響で受動的に
起こすやる気』のほうが遥かにやる気が起こりにくいのです。

目標に取り組む環境に適していない

目標に取り組む際の環境はやる気にも大きく影響します。

ここでいう環境とは

  • 物理的環境
  • 人間関係の環境

のことを指します。

ダイエットを例にあげると普段過ごす空間にどのような物を置いているかでやる気が大きな影響を受けます。

例えば冷蔵庫を開けると甘い物やカロリーの高いものを置いて誘惑に駆られることもあります。

運動をしようと思ったのに、テレビやゲームなどの娯楽系に時間を取られて結局やらないこともあります。

また、人間関係においては友達付き合いが多くて外食が多くなったり、付き合いが多くてダイエットに対する時間を捻出できなかったり、チャレンジする自分を否定的な視線を送る可能性も否めません。

このように環境的要因でやる気は大きく影響を受けることになります。

やる気が出ない状態に対処するには

 

やる気を出す具体的な方法』は以下の記事で詳しく解説しております。



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