20代で1000万の負債を抱えた私が実践した『お金の不安の対処法』

お金がなくて不安だ・・・・
今月分の借金を返せるかわからない・・・

貯金がなかったり、負債を抱えていたりしたり、常にお金に関連する不安はつきものですよね。

お金がの不安がエスカレートしてくると、常に頭の中は不安と憂鬱で満たされ、プレッシャーやストレスで体調を崩す人も少なくありません。

さらに体調がくずれても治療費も惜しいから病院にもいけない、けれど体調がよくなければ働けない、お金の収入が途絶えてしまう・・・

こういった負のサイクルに入ってしまうとなかなか抜け出すのは難しいものです。

そこで本記事では

  • お金の不安に対する対処する考え方
  • お金の不安を解決する具体的な方法

などを解説していきます。

まずは現状の経済状態を招いた原因を知る

お金の不安に対処していく前にまずは現状の辛い経済状態至った原因を認識する必要があります。

なぜかというと、経済状態を悪くしている原因を知らなければ例え収入が増えてもまた同じようにお金を失ってしまう可能性が高いからです。

大抵の場合お金の失う原因は以下の3つの傾向があります。

・収支状況を把握していない
・浪費癖が習慣になっている
・外発的な要因による経済状態の悪化

私は上記の3つの全てに該当していました。

それぞれ解説していきます。

収支状況を把握していない

お金の不安の元の最大の原因は収支状況を的確に把握していないことがあげられます。

大抵の場合、お金の不安がある人は給料日になったら、まとまった金額を財布に入れてそこから月末まで家計簿をつけずに感覚でお金を管理しています。

そこから次の給料日になるまでお金が減っていき、今月はやり過ごすことが出来るのか不安になっていくのです。

家賃や通信費などの大まかな固定費は認識しているものの、飲食費や娯楽費などこまかな出費は把握していないのです。

気付いたら、今月はいつの間にか赤字になっていたということもざらにあります。

お金は感覚で管理したら、必ずといっていいほど手元に残りません。

浪費癖が習慣になっている

浪費癖が習慣になっているのも、お金の不安になっている大きな原因です。

浪費癖とは自分の収入以上の出費、つまり身の丈に合わないお金を使うことを繰り返す習慣のことです。

私は借金があるのに、数万円から数十万円もする高額セミナーに行っていた時期がありました。

浪費癖はお金を使うことによって快楽を得ているので、辞めたくとも依存的になってしまうのです。

詳しくは以下の記事で解説しています。

外発的な要因による経済状態の悪化

最後の原因にあげられるのは自分が起こした要因で負債を抱えたわけではなく、外発的な要因で急激に経済状態が悪化してしまったパターンです。

  • 身内や知人の借金を肩代わりしてしまった
  • 病気や事故などで想定外の大きな支出があった
  • 不況で勤め先の事業が破綻し、仕事を失った

などがあげられます。

こればかりは対策の仕様がありませんが、事が起きたことの精神状態や対処方によってその後の経済状況の変化は大きく変わります。

筆者はこういった突発的なトラブルに対処する為に無駄なお金を多く使ったことが多くありました。

必要がないのに専門家を雇ったり、冷静に判断すれば払う必要のないことにお金を払ってしまったことが多くあったのです。

こういった突発的な経済的トラブルに巻き込まれた時の最大の対処はヒステリーやパニック状態にならないことが最大の対策です。

確実にお金の不安を払拭する対処法

確実にお金の不安を払拭するには以下の3つステップを実施することで対処できます。

・財政状況を完全に把握する
・最悪の状況を想定し、対処法を考える
・経済状態を支援できる制度などかないか把握する

それぞれ解説していきます。

財政状況を完全に把握する

前述でも重要性を伝えましたが、まずは全体的な財政状況を把握することです。

お金に不安を感じている人ほど、収支などの自分の周りのお金について把握していない傾向があります。

向き合うことで嫌な現実に向き合うかもしれない思うと億劫になってしまうからです。

しかし、収支をはじめ、財政状況を把握しないことには解決策も見つかりません。

また、人によっては実は思っていたほどの不安要素がなく、財政状況を把握しただけで精神的プレッシャーから解放されることもあるのです。

ネガティブな先入観でイメージが膨らんで、不要な心配をしていたということが筆者はよくありました。

最悪の状況を想定し、対処法を考える

財政状況を把握したら、そこから起こり得る最悪の状況を想定してみます。

この最悪の状況とは財政状況にもよりますが、基本的に自分の能力で生活を維持する収入が得られなくなった状況を指します。

仕事の収入よりも、固定費や負債の返済が多く、対策が思い当たらないといった状況のことです。

その状況になったらどうするかを冷静に考えていきます。

仮に国の救済制度である自己破産を選択する可能性を考慮するとします。

すると自己破産をしたら、生活がどう変わるのか、今後の人生にどのような影響があるのか徹底して調べるのです。

すると、意外にも心が落ち着いてくるのです。

犯罪を犯して刑務所に入るわけでもありませんし、その後の人生で財政を立て直せるプランニングも出来るからです。

このように最悪の状況を想定しているだけでも自然と不安はなくなっていきます。

経済状態を支援できる制度などかないか把握する

財政状況を把握し、最悪の状況も想定できたら現実的な対応に入っていきます。

まずは1人でお金の問題に対応しようとせずに、自分周りの環境に経済支援できる制度やサービスがないか探してみるのです。

  • 市などの補助金や減税制度
  • 加入している保険
  • 銀行などのローンを一括して金利を抑えるサービス

といった少しでも経済状態を好転させる可能性があるものを一通りあたってみるのです。

筆者が負債を抱えていた時は役所に相談に行って、住民税がかなり削減されたり、生命保険の担当者から一時金など手当ての支援があったりとかなり経済状況が好転しました。

個人で必死に返すよりも、大きな組織から支援を受けた方が経済状態は圧倒的に改善が早いです。

一通り当たった後に、収入を増やす手段を考えるなど個人で活動していく手段を考えます。

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