ライフコーチングとは?仕事内容や本場アメリカとの違いなど紹介

ライフコーチングってなんだろう?・・
ライフコーチングって具体的になにをしてくれるんだろう?・・

コーチングの種類のなかでメジャーなもののひとつが『ライフコーチング』ではないでしょうか。

ライフコーチングはよく耳にするものの、その『定義』や『効果』などを理解しているという人は少ないと思います。

ライフコーチングは本場アメリカでは人生に必要なサービスであると理解され始めています。

アメリカでは精神的な問題があるときにセラピーやカウンセリングを受けることが一般的です。

精神的な悩みを抱えているほどではないが、人生の指針を明確にし、あらゆる分野でステップアップしていきたいという時にライフコーチングを受ける人が多いようです。

あのGoogleのCEOだったエリック・シュミット(Eric Emerson Schmidt)は「すべての人にライフコーチが必要である。」と推薦しています。

経営者のみならず、

・政治家
・アスリート
・俳優・女優
・アーティスト

などの業界もライフコーチングを活用している人が少なくありません。

それぐらい世界のトップには人生におけるライフコーチの必要性を理解し、特定のコーチとコーチング契約をしています。

このページでは

  • ライフコーチングの定義
  • ライフコーチングの効果
  • ライフコーチングの資格

などを紹介していきます。

ライフコーチングの定義は?

ライフコーチングの具体的な定義はそのコーチングの流派によって異なります。

これはライフコーチングのみならず、コーチング自体に世界的に合意された定義が存在していないことが要因といえます。

(コーチングの定義については以下の記事参照)

しかし、日本やアメリカも問わず、どのライフコーチングも共通しているのはクライアントの人生のあらゆる分野をサポートするということです。

ライフコーチはクライアントの人生に寄り添い、クライアントの人生設計に大きく影響を与える存在です。

アメリカのライフコーチングの定義

アメリカのライフコーチングでは

  • クライアントの人生設計をサポート
  • 長期的な計画の実行を精神面でサポートすること

などをライフコーチングの定義としている団体が多いです。

また、クライアントの人生の障害となっている問題に精神的気づきを与え、クライアントが自発的に人生を切り開いていくことをサポートしています。

日本のライフコーチングの定義

日本のライフコーチングは、現状、共通された定義がはっきりしていません。

日本でライフコーチングのサービスや資格を提供している団体はいくつかありますが

  • クライアントとのパートナーシップ主体としたもの
  • スピリチュアルを主体としたもの
  • 習慣や目標設定を主体としたもの

などそれぞれ独自の特色をも持っています。

先述したアメリカ式のライフコーチングを提供しているのは『ライフコーチング』とは謳わず、シンプルに『コーチング』として提供しているところが多いようです。

ライフコーチングの有名人

ライフコーチングの名前を世界に広げた立役者が世界ナンバーワンコーチであるアンソニーロビンズです。

アンソニーロビンズは歴代のアメリカ大統領を始め、世界のトップアスリートやアーティストなどの著名人をコーチングしています。

彼は40年以上のキャリアを持ち、世界で5000万人以上の人生に影響を与えています。

アンソニーロビンズについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

ライフコーチングを受けたらどのような効果があるの?

先述したアンソニーロビンズによるとライフコーチングには以下のような効果があると定義しています。

※英語の原文とGoogle翻訳による日本語を掲載

The relationship between a client and their lifestyle coach is a creative partnership that seeks to:
(クライアントとライフスタイルコーチの関係は、以下を目指す創造的なパートナーシップです。)

・Identify, clarify and create a vision for what the client wants
・Use coach’s expertise to modify goals as needed
・Encourage client’s self-discovery and growth
・Nurture and evoke strategies and a plan of action based on what fits best with the client’s ・goals, personality and vision
・Foster client accountability to increase productivity

(・クライアントが望むもののビジョンを特定し、明確にし、作成する
・コーチの専門知識を活用して、必要に応じて目標を修正
・クライアントの自己発見と成長を奨励する
・クライアントの目標、性格、ビジョンに最適なものに基づいた戦略と行動計画を育成し、喚起する
・クライアントの説明責任を促進して生産性を向上させる)

These aspects of the process all work together to allow the client to maximize his or her potential, and research shows that coaching and training is a far more effective combination than training alone. In fact, training alone can increase productivity by 22.4%, but when combined with weekly life coaching, productivity is boosted by 88%.

(プロセスのこれらの側面はすべて連携して、クライアントが自分の可能性を最大化できるようにします。
調査によると、コーチングとトレーニングはトレーニング単独よりもはるかに効果的な組み合わせです。
実際、トレーニングだけで生産性は22.4%向上しますが、毎週のライフコーチングと組み合わせると生産性は88%向上します。)

上記の説明だと少し複雑で理解するのが難しいと思いますが要約すると

  • クライアントの目的、ヴィジョンを明確化させる
  • クライアントの気づきや成長をサポートする
  • クライアントの計画や戦略を定期的にブラッシュアップする
  • クライアントの自発性を引き出し、生産性を大きく向上させる

などがあげられます。

最も効果的な面が上記にもあるように生産性を飛躍的に向上させるという点です。

ライフコーチングをおこなうのに資格は必要?

ライフコーチングをおこなうことに資格は絶対に必要とはいえません。

なぜかというと先述したようにライフコーチングの資格を持っていても

  • 資格を発行している団体
  • 資格を持っているコーチのスキル

といった点は十人十色だからです。

本場アメリカではライフコーチングの資格を持っていなくともライフコーチングをおこなっいるコーチは多くいます。

大学などで心理学を学び独自のコーチング理論を持って活動しているコーチもいれば国際コーチ連盟など大規模な組織でコーチの訓練を受けて活動している人もいるようです。

筆者のライフコーチに対する考えは以下の記事で紹介しています。

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