月会費も安くはないし、失敗したくないな・・
普段読書をしている人などは、最近流行りのオーディオブックにチャレンジしてみようかと迷っている人も多いのではないでしょうか。
オーディオブックには各社運営している様々なサービスがありますが、なかでもアマゾンが運営しているAudibleは一番メジャーなどころですよね。
このAudibleはネット上のレビューでは賛否両論や感想が別れており、Audibleを利用しようか検討している人も確信となる判断材料が欲しいのではないでしょうか。
そこで本記事では2年間Audibleを利用した筆者が
- 筆者がAudibleを使った感想
- Audibleをおすすめできる人とおすすめできない人
などを紹介していきます。
目次
Audibleを2年間使った感想
2年間Audibleを使った感想は一言でいうなら日常の充実度があがったというところです。
メリットだと思う点は
・ビジネス書や小説などその日の気分で読み物を変えられる
・積読(読まずに放置する本が溜る)になりにくい
・最新のベストセラーが読める(聴ける)
といった点です。
逆にデメリットだと思う点は
・紙の読書に比べて復習がしづらい
といった点です。
デメリットもありますが総じて筆者はオーディブルを気に入っています。
他のオーディオブックアプリも兼用で使っていますが今のところ日常ではAudibleを一番利用しています。
以下、メリットとデメリットの詳細です。
移動時間や単純作業とあわせて読書ができる
やはりオーディオブックの最大限の利点は移動時間や単純作業という質の低い時間をインプットの時間に変えられることです。
例えば掃除など普段の家事はめんどくさいなと思ったりするのですが、Audibleをかけながらだと自分に必要な情報のインプットもかねることが出来ます。
すると元々面倒だった掃除などのタスクも面倒に感じることがなくなりました。
ビジネス書や小説などその日の気分で読み物を変えられる
Audibleはビジネス書が多いイメージですが小説の取り揃えも充実しています。
筆者が今まで購入してきた割合は半分ビジネス書でもう半分は小説です。
あまり情報のインプットばかりだと頭が凝り固まってくるので時期によって小説をじっくり聴いて楽しんでいます。
勉強と娯楽を切り替えられることもAudibleの魅力ではないかと思います。
積読(読まずに放置する本が溜る)になりにくい
オーディオブックだと読書家にありがちな積読にはなりにくいです。
紙の本だと読み終えるのに1ヶ月くらいかかるボリュームの本でも1週間で聴き終えることもあります。
紙の本を読もうとすると多少なり読書に集中できる環境で読む必要がありますが、オーディオブックだと、音楽を聴くように聴けるので、さくさくと読書を進めることが出来ます。
最新のベストセラーが読める(聴ける)
これもAudibleの嬉しいところですがビジネス書の最新のベストセラーが聴けることがあります。
最近本屋で新刊で新しく平積みされていて気になる本があったなと思ったらAudibleにもあったということがよくありました。
ナレーションによって作品の印象が変わってくる
これはオーディオブックならではの悩みなのですがナレーションの質で作品に対する評価が分かれてくるという点です。
ビジネス書の場合はナレーションの質はそれほど気にならないのですが小説などの物語が絡んでくる本は作品の世界観に大変影響する為、非常に悩ましいところです。
筆者はオーディブルで同じ作家さんのシリーズ物の小説を読むことがあるのですが、その作品によってナレーションが変わっているということもあります。
なんだ、ナレーションが変わっているのか、なら読むのやめとこうかな・・と感じて読書意欲を削がれることがあります。
紙の読書に比べて復習がしづらい
インプット目的でAudibleを利用していると紙の本と比べて復習がしづらいなという印象です。
ノートなどにメモろうとすると音楽を巻き戻すように指定のトラックに戻って何度も聴き直す必要があります。
ブックマーク機能もありますが必要なポイントにすぐに戻れる機能もありますが、やはり本を直接目視しながらのインプットには劣るかなと感じます。
Audibleをおすすめできる人とおすすめできない人
筆者の体感からAudibleをおすすめできる人は以下のような人です。
・読書や勉強を習慣にしたいけど時間の捻出が難しい人
・Podcastなどのビジネスマン向けのラジオ番組を聴く習慣がある人
・さまざまな分野で情報収集していきたい人
以上のような人はAudibleを初めてもすぐに有効活用できると思います。
要は普段からインプットすることに時間とお金を投資する習慣がある人です。
逆にAudibleをおすすめできない人は
・ビジネス書や小説にあまり関心がない人
といった人です。
『耳から情報を取りれることが苦手な人』というのは聞いても情報が頭に入りづらいという人です。
人はインプットに関して得意な形があります。
- 目から情報を入れることに秀でている人
- 耳から情報を取り入れることに秀でている人
- 体験によって体感的に情報を取り入れることに秀でている人
といったようにです。
例えば普段音楽やラジオを聴く習慣がある人は、耳から情報を取り入れることに慣れているのでオーディオブックにも向いています。
しかし、こういった耳からのインプットに慣れていない人はいきなりAudibleを始めるのはハードルが高いかもしれません。
Audibleのよくある感想やレビューに関して
ここからはAudibleのよくあるレビューや感想について触れていきます。
月額費用は高いのか?
Audibleは月額1500円の費用がかかります。
月額費用の変わりにAudible内で好きな本と交換できるコインが1枚、アカウントに付与されるというシステムです。
この月額費用が高いと感じるか安いと感じるかは利用者の価値観によって分かれてきます。
このコインは定価1500円以上の本でも交換できます。
つまり、購入費用が1500円以上で読みたい書籍がAudible内に充実しているという人には圧倒的にコストパフォーマンスが良いサービスです。
例えばベストセラーになった『嫌われる勇気』ならオーディブル内の会員価格で2100円で購入できます。
紙の本で購入しようした場合、Amazonで注文すると1650円かかります。
同じくベストセラーになったライフシフトもAudible会員価格で2450円の購入価格です。
小説では大ヒットした半沢直樹シリーズの書籍が2450円の価格です。
このような高価格の本でも月額1500円で発行されるコインと交換することが出来ます。
しかし、逆に読みたい本が非常に限られている場合、購入する本によっては損と感じることもあります。
このように利用者の価値観や使い方によって月会費が高いと感じるか低いと感じるかが変わってくるでしょう。
1ヶ月お試しプランでおすすめのコンテンツ
Audibleは最初の1ヶ月無料で一つのコンテンツを無料で利用することが出来ます。
もし、無料体験を利用するなら筆者がおすすめしたいのがコーチングパックというものです。
・オフィスでリチャージ(寝たまんまヨガ)
・デールカーネギーの人を動かす方法
・桂歌丸『井戸の茶碗』
というビジネス書や健康コンテンツ、落語といったバラエティにとんだコンテンツを一通り体感できるパックです。
筆者は最初の無料体験で上記のパックを購入しました。
特に『デールカーネギーの人を動かす方法』はビジネス書の歴史的にみても名著で、自己啓発好きなら聴く価値は大いにあります。
また、筆者は落語は全く聞かない人でしたが本コンテンツの桂歌丸『井戸の茶碗』を聴いて落語にも興味を持ちました。
以上の点からAudibleならではの特色を体験するにはお得で良い商品だと思います。