本当にアファメーションって効果があるのかな・・
アファメーションを実施したことがある人は『アファメーションの効果』に疑問を持たれたことがあるのではないのでしょうか。
筆者もアファメーションを3ヶ月ほど続けていた時期がありましたが変化を実感せず、むしろ「逆効果に感じられた」体験もありました。
そこで「アファメーションで成功を得たプロコーチ」に「効果のあるアファメーションのコツ」を伺いました。
そして自分が『意味のないアファメーション』をしていることに気付き、改善することが出来ました。
そこで本記事では
- 効果のないアファメーションの特徴
- 確実に効果のあるアファメーション作り方
などを解説していきます。
目次
効果のないアファメーション4つの原因
効果のないアファメーションとは以下のような特徴があります。
・機械的にアファメーションをおこなっている
・アファメーションがセルフイメージに大きく反している
・アファメーションに対して疑心や否定の気持ちを持っている
という点があげられます。
それぞれ詳しく解説していきます。
アファメーションに現実味がない
「アファメーションに現実味がない」とアファメーションは効果を発揮しません。
現実味があるかどうかの判断はアファメーションの宣言文にある状況を臨場感を持ってイメージできるかです。
例えば『私の月収は1000万円だ』というアファメーションをおこなっているとします。
このアファメーションに対して
- 月収1000万円を手に入れた状況を想像できるか
(銀行口座に1000万円が入金されている情景、どのような生活をしているかなど)
- アファメーションに対してポジティブな感情の動きがあるか
(1000万円の月収を手に入れたことによってどのような気持ちが湧いてくるか)
と言う点が大事になってきます。
脳は想像できないこと、快楽を得られないものは現実化させる機能をうまく働かせることが出来ません。
したがって自分にとって現実味がないアファメーションは効果を発揮しにくいのです。
機械的にアファメーションをおこなっている
アファメーションを機械的にやっていても効果を発揮しません。
アファメーションの本来の目的はポジティブな宣言をすることではありません。
意識の焦点を合わせることにあります。
アファメーションを宣言することによって得られる
- その現実を達成できるという自信や確信
- 実際に手に入れた時のポジティブな感情
などの感覚を得られることによってアファメーションが出来ていると言えます。
アファメーションを宣言する時は「そのアファメーションが実現された未来にフォーカスする」必要があります。
アファメーションがセルフイメージに大きく反している
アファメーションがセルフイメージに大きく反しているとアファメーションの効果が得られないことがあります。
セルフイメージとは元々持っている『自己評価』のこといいます。
例えば『私は頭が悪い』という自己評価を持っている受験生が『私は東大首席のエリートである』というアファメーションを宣言しているとします。
このように普段のセルフイメージに相反するアファメーションをおこなってしまうと人は無意識は反発するように出来ています。
大抵の女性は「美人ですね」と呼ばれると「いやいやそんなことありません」と謙遜しますよね。
それは自分のセルフイメージと反するから無意識に反発するのです。
この無意識の反発でアファメーションの効果を相殺してしまうのです。
この問題を解決するには「自分の自己評価を下げている要因を解消する」必要があります。
アファメーションに対して疑心や否定の気持ちを持っている
アファメーションに対して、疑心や否定の気持ちを持っていても効果を発揮しません。
先述したようにアファメーションをおこなう目的は「意識の焦点を変えるため」です。
疑心や否定の気持ちを持ちながらアファメーションをしているとそのネガティブな要素が現実化します。
なぜなら意識の焦点がネガティブな方向に向いているからです。
どうしても疑心や否定の気持ちを持ってしまう場合は一度アファメーションを見つめ直す必要があります。
- なぜアファメーションをする必要があるのか
- アファメーションをすることによって何を現実化したいのか
などを改めて見つめ直すのも良いでしょう。
アファメーションの効果を最大限に発揮させるコツ
アファメーションの効果を最大限に発揮させるコツは
・自分の行動ベースで考える
・セルフイメージに合わせて作成する
というポイントがあげられます。
それぞれ解説していきます。
現実化できる可能性が高いものから始める
最初は「現実化できる可能性が高いものから始める」ことがおすすめです。
最初から自分の能力より遥かに高い目標に合わせてアファメーションを作成してしまうと「意識の焦点が合わせづらい」からです。
例えば『月収30万円』の人が『私の月収は1000万円である』というアファメーションをおこなってもその目標を達成した時の状況がイメージしづらいです。
さらに、アファメーションには即効性はなく、現実化するまで時間がかかります。
したがって「高すぎる目標」に合わせてアファメーションを作成してしまうと自分の進歩を実感しにくいのです。
現実化できる可能性が高いものに設定するコツは
と思うことに合わせることです。
先述した月収をあげるアファメーションだと『月収1000万円』より『月収50万円』に設定した方が「達成できる」と思う気持ちがぐっと高まります。
さらに『月収50万円』を達成したらアファメーションの効果も実感し、自信もついて自己評価があがっていきます。
そうなると
と無意識に目標意識が上がります。
こういったポジティブなサイクルに入ると自然と加速してやがて当初の目標だった『月収1000万円』に到達するというわけです。
自分の行動ベースで考える
アファメーションは自分の行動ベースに合わせて作成することがおすすめです。
行動ベースで考えるとは『アファメーションをすることによって行動を起こそうとする気持ちが湧き上がってくるか』ということです。
『私の月収は1000万円だ』とアファメーションをおこなっている人は月収1000万円を達成できる可能性のある行動をとらなければなりせん。
アファメーションの効力を感じてくると無意識に自然に「そのアファメーションに合わせた行動」を取ろうとします。
したがってそのアファメーションによって行動が起こせているかということを定期的に見直すことが必要になります。
セルフイメージに合わせて作成する
先述したようにアファメーションを作成する際はセルフイメージを考慮する必要があります。
セルフイメージ(自己評価)が低い人はまずはマイナスを改善することを目的にしたアファメーションの方が建設的に進めることが出来ます。
例えば『私が頭が悪い』というイメージを持っている人は『頭の悪さを解消するにはまずどうすれば良いのか』という改善策を考えてみることから始めます。
仮に『勉強量を増やす』という改善策を思いついたとします。
すると
『私は日々効率的に勉強をこなし、豊富な知識と知恵を身につけている」
というふうにその改善策に合わせてアファメーションを作成するのです。
こういった自分の評価を下げているものに合わせて改善策を考えることによって現在の自分のニーズにあったアファメーションを作成することができます。