
頑張っているのに結果がでなくて挫折しそう・・
こういった悩みはダイエットにチャレンジした人なら誰もが一度は経験するのではないのでしょうか。
一般的にダイエットは『モチベーションが維持しにくいもの』のトップにはいると思います。
筆者もダイエットに関しては悩み続けた時期があり、幼少期から肥満体型でよくいじめにあっていました。
太っていることをコンプレックスにダイエットにチャレンジしながらも何度も挫折し、14歳で128Kgまでいったのです。
そこから何がなんでも痩せる決心をし、2年間かけて体重を『73Kg』にまで落とし、50Kg以上の減量に成功しました。
減量後は大きなリバウンドもなく、成人後も毎日運動を続けて最終的に63Kgまで絞っています。
そこで本記事ではそんな実体験に基づいた
- ダイエットもモチベーションを維持するコツ
- ダイエットに挫折する要因
などを解説していきます。
目次
ダイエットのモチベーションを高めるコツは?
ダイエットのモチベーションを高めるコツは以下の3つです。
・とにかく我慢せず、楽しむように工夫する
・データをこまめに見直す
それぞれ詳しく解説していきます。
なぜダイエットしなければならないのかを明確にする
『なぜダイエットをしなければならないかという理由』はダイエットのモチベーションを左右する最も重要な部分です。
なぜなら身体機能上、人はダイエットを試みても必ず精神的に抵抗するように出来ているからです。
人類の歴史のほとんどは『飢え』との戦いでした。
飢えとの戦いの歴史の中で進化してきた身体はなるべくエネルギーを溜め込むように、つまり『身体に脂肪などのエネルギーとなるタンク』を溜め込もうとします。
つまり、ちょっとでもダイエットでもしようと思うものなら本能レベルで意識が食べることの誘惑に意識を向かせようとします。
この誘惑に勝つためには『どうしてもダイエットに成功しなければならない理由』が必須なのです。
本能レベルの抵抗を軽く凌駕するほどの重要な理由が必要です。
例えば、『少しでも甘いものや脂肪が多いものを食べたら死ぬ病気』にかかったら、嫌でもカロリーの多い食事を断とうと思いますよね。
そのようにダイエットを成功しなければどんな最悪のシナリオがまっているかを考えることが重要です。
体型を理由に好きな人に振られるかもしれない・・
なんらかの差別やいじめを受けるかもしれない・・
などです。
筆者は幼少期に体型を理由に何度もいじめを受けていました。
減量後もダイエットを続けられたのは『もういじめられていた時代に戻りたくない!』という強い理由があったからです。
とにかく我慢せず、楽しむように工夫する
我慢せず、楽しむこともダイエットのモチベーションを高める大きなコツです。
まず、ダイエット=苦しい、めんどくさいなどのネガティブな先入観を捨てる必要があります。
筆者がおこなったダイエットはとにかく、楽しく、楽に続けられるようにすることだけを考えました。
具体的には
- 好きな音楽を聴きながら有酸素運動をする
- 糖質を抜きながら満足感のいく食事を研究する
- ある程度成果が出たら食事以外のご褒美を自分に与える
などです。
ダイエットに対してポジティブな感情をキープできれば、思ったより減量に繋がらなくても苦しくありません。
楽しい習慣を行っているついでにダイエット効果が出ているというような感覚になるからです。
データをこまめに見直す
ダイエットで意外に出来ていないのがデータをこまめに見直すということです。
データを見直すというのは
- 体重
- 体脂肪率
- BMI
など『ダイエットに関わるデータをこまめに見直す』ということです。
筆者は本格的にダイエットに取り組み始めた時に1日に最低3回以上は体重計に乗っていました。
なにもそんなに乗らなくても意味ないのでは?と思いますが、体重計に乗ることによってブレていたマインドをリセットすることが出来ます。
例えば『暴食してしまったとき』すぐさま体重計に乗ります。
食べたもののカロリーなど細かい計算は抜きにして
と考えるのです。
これが習慣化すると、食事をする前にほぼ無意識的に太りやすい食事を避けやすくなります。
さらに体重が減ったことを確認することによってダイエットに対するモチベーションを促進させます。
ダイエットのモチベーションを維持するコツは?
ダイエットのモチベーションを維持するコツは
・食事以外の楽しみを持つ
・ダイエットに成功した未来を考える
などがあげられます。
こちらも詳しく解説していきます。
ダイエットが出来ないことによる痛みを考える
先述にもありましたがダイエットが出来ないことによる痛みを考えることもモチベーションを維持する秘訣です。
- ダイエットができないことによって現在どのように困っているのか?
- ダイエットができないことによってどのような痛みや代償を払ってきたか?
- ダイエットができないことによってどのような最悪の未来が待っているのか?
っと現在、過去、未来の視点でダイエットができていないことによる痛みを考えてみます。
これらの理由を考えてみることによって『なにがなんでもダイエットを成功させなければならない』と思うようになるでしょう。
食事以外の楽しみを持つ
食事以外の楽しみを持つことも重要です。
一度、『食事以外に自分が楽しみにしている習慣』をリスト化してみましょう。
ダイエットが挫折しやすい要因のひとつに『食事以外の楽しみがあまりない』ということがあげられます。
『ご飯を食べることを忘れるくらい熱中できるもの』が多くあればダイエットの辛さも大幅に軽減されます。
ダイエットに成功した未来を考える
ダイエットに成功した未来を考えることもモチベーション維持に不可欠です。
女性であれば『今よりウエストサイズが小さい素敵な服をウインドショッピングしてみる』とか
男性であれば『女性にモテモテのモデル体型』とか下心でも良いのです。
最近では写真加工アプリなどで『痩せたあとの自分』をつくることが出来たりするので、その理想像を日々目にしながら取り組んでみても良いでしょう。