どうやってお金の為に働かない働き方ができるかどうかわからないな
お金の為に働きたくない、もしくは生きていくお金を得る為に嫌々働いているといったことは大抵の人は経験します。
特に、負債などをかかえて経済状態が厳しい時はなおのこと、悩むでしょう。
筆者は20代前半で累計1000万円近くの負債をかかえ、このお金の為に働かなければならない悩みの解決方法を人一倍考えてきました。
現在、私は負債を返済し、独立したあとは以前のようにお金の為に働くことはかなり削減され、自分のやりたい活動の為に働くことができるようになりました。
では、このお金の為に働く惰性的なライフスタイルからお金を気にせずに自分のやりたい活動に従事するライフスタイルを築く為にはどうしたら良いのでしょうか?
そこで本記事では筆者の実体験を交えながら
- お金の為に働かない人生を築く為の考え方
- お金のことを気にしないライフスタイルを気づきあげるステップ
などを解説していきます。
目次
お金の為に働くサイクルから抜け出すきっかけ
お金の為に働いているのが嫌でそこから抜け出した場合はまず以下のポイントから始めることがおすすめです。
・収入をコントロールできる仕事につく
・貯金の習慣を持つ
それぞれのポイントを整理していきます。
お金に関心を持ち、徹底的に管理する
まずはお金について関心を持って管理するところから始めます。
お金の為に働きたくないのに、なぜお金について管理しないといけないの?
と思うかもしれませんが、最初はまずは現実的にお金の問題と徹底的に向き合わないといけないのです。
筆者が、負債で経済状態に悩んでいる時はお金の問題と真剣に向き合っていませんでした。
家計簿もつけず、その日暮らしの生活を送る為に出来るだけお金を使わないで、月末に家賃などの固定費を払うことが精一杯だったのです。
つまり、お金の問題から逃げていたのです。
未払いの請求書や督促状のことを考えると毎日頭が重くなるからです。
さらにその苦しみから逃れようとして、娯楽や交際費などにお金を使ってしまうんです。
これだと永遠に負のサイクルから抜け出せません。
ここから抜け出すきっかけが、毎日家計簿をつける習慣を身に付けたことでした。
家計簿をつけることによって自分のお金の流れが客観視でき、改善点が見えてきたのです。
感覚に任せてはお金を取り囲む問題は絶対に変わりません。
家計簿をつけることによって、いらない出費を抑え、負債の返済方法などの道筋が見えてくるのです。
この数字の管理が苦手な人は得意な人にお願いすることがおすすめです。
収入をコントロールできる職につく
もし、家計簿をつけて収入を変えたいと経済状態を改善できないのであれば、収入をコントロールできる仕事につくことです。
本職を変えることが難しければなにか副業を始めることで可能です。
筆者は時給制の仕事から完全歩合制の仕事に乗り換えることによって収入をコントロールしました。
完全歩合制の仕事は安定性に欠けますが、働く時間や仕事の質を改善していくことによって収入の増減をコントロールすることができます。
筆者はその日働いた分の成果報酬を毎日家計簿に記録し、月末までの仕事量をコントロールしていました。
このように、自分でお金の流れをコントロールすることができれば、ライフスタイルに安心感と発展性が生まれてきます。
貯金の習慣を持つ
お金の流れをコントロールできるようになってきたら、次は貯金をします。
目安は最低収入の1割を貯金することです。
あらかじめ貯金を入れる為の銀行口座を用意しておき、収入が入ったら、真っ先にその口座に入金し、残りのお金で生活に必要なお金をやりくりします。
不思議なことにお金は貯まれば貯まるほど、入ってきやすくなります。
世の中のお金持ちがよりお金持ちになっていくのと同じ原理です。
目指す貯金額の目安は半年分の生活費が賄えるぐらいの額です。
1ヶ月20万円の固定費があるなら、120万円の貯金をする必要があります。
ここまできてようやくお金の為に働かないライフスタイルの土台が出来上がります。
自分のやりたい活動をリストアップし、市場価値を高める
ある程度の経済的地盤が出来たら、いよいよお金の為に働かないライフスタイルを築いていく活動をしていきます。
具体的には以下の3ステップでおこないます。
・理想の働き方に関連する経験を積み、市場価値を高める
・その分野で独立する
それぞれ解説していきます。
自分のやりたい活動をリストアップする
最初は自分のやりたい活動をリストアップします。
つまり、お金などの見返りがなくても従事したい活動のことです。
主に趣味や、長年無意識におこなっている習慣でも良いですが
特に向上心と貢献心を刺激される活動が大きなヒントになります。
筆者の場合は、人の気持ちを理解したり、相談にのることに深い関心がありました。
結果的に現在はコーチとして人の相談にのる仕事でお金の為に働かず、自分のやりたい活動で生活を築いているわけです。
理想の働き方に関連する仕事で学びや経験を積み、市場価値を高める
大抵の場合、理想の働き方を考えた時、その仕事にはライバルが多いことが多いです。
歌を歌うことが好きだからといって歌手になろうとしても厳しい道のりですし、ファッションが好きだからといってファッションデザイナーになることもライバルが多いです。
だから、その分野に関わる知識や経験を積み、自分の市場価値を高める必要があります。
- その分野の専門の学校や教育施設に通い、スキルや資格などを習得する
- その分野に関連する仕事で経験を積む
といったこと二つの戦略を実践することがおすすめです。
筆者の場合、コーチングやカウンセリングで独立する為にかなりの金額を投資して様々な講座に通いました。
また、通った講座を運営している会社でボランティアスタッフなどをさせてもらうことによってプロの現場を経験し、相談業の独立プランを立てていきました。
独立し、世の中に価値を提供していく
経験を積んで自信がついたら、最終的に独立します。
あとは自分の好きな仕事で世の中に価値を提供していくだけです。
独立したら、営業や広報もしていかなければなりませんが、開業資金があれば委託することも出来ます。
あとは自分のやりたい活動によって、誰かの問題を解決してあげたり、楽しい時間を提供したり、社会問題を解決したりと世の中に価値を提供していくのです。
すると結果的にその提供価値の対価としてお金が自然に巡ってくるようになります。