fa-quora. メルマガ読者からの質問
いつもコーチングメルマガありがとうございます。
現在職業としてコーチになろうか検討しているのですが、仮にプロコーチになるならどのようにコーチングを学んでいけば良いのでしょうか?
fa-font. コーチからの回答
この『プロコーチになるためのコーチングの学び方』というのは普段のセッションでめちゃくちゃ聞かれる質問です。
私もコーチングを学び始めた時は同じような悩みを持っていたので気持ちは理解できます。
しかし、酷な結論をいうと『こういう風にコーチングを学べば良いですよ』というおすすめの学び方はありません。
なぜそのような結論になるのかというと色々理由があるのですがまず大きな要因が
『コーチングの定義が曖昧』ということです。
これはブログでもお伝えしているのですがコーチングという言葉自体世界的に合意された定義がないのです。
一番、オーソドックスな定義だと質問と傾聴をベースにしたコミュニケーションによってクライアントに気づきを与え自発性を引き出すといったイメージが強いと思います。
けれどこの定義にすら外れてプロコーチと名乗っている人は沢山います。
ティーチングやコンサルティングをしていてコーチと名乗っている人もいます。
私もその1人ですし私のお世話になったコーチもその1人です。
何が言いたいのかというとプロはそれぞれ独自のコーチングの世界観や哲学、コーチングの定義を持っているということです。
だから「こうすればコーチングのプロになれますよ」という答えは一概には言えないんですね。
じゃあ、私はどうしたのかというととりあえず色んなコーチのコーチングを受けてみたんです。
クライアントの立場になることによって客観的にコーチングの価値を知り、自分の理想の近いスタイルのコーチを探し当ててそのコーチをモデリングしたんです。
あとはそれを普段のコミュニケーションの中で実践していったのです。
だから私の結論としてはモデリングできるコーチを探し当てて、クライアントになりコーチングの価値を体感し、その価値を普段のコミュニケーションのなかで伝承させていくことが最もおすすめのステップです。
ちなみにコーチ養成スクールや講座に通うのは直接的にみえてプロから最も遠のく学び方だと私は思っています。
理由については話せば長くなるので今回は割愛させて頂きます。
気になる方はこちらのページもご覧ください。
▶︎『コーチになるためにコーチングスクールは必要なのか?』